赤ちゃんのお腹ってぽっこりが普通です。
身長の約7倍の小腸、大腸が入っているのですから。
80cmのお子さんで5,6mあるってことです。
それが、あの小さな体の中にひしめき合っているのですからポッコリですよね。

 

さわると、ポニョっとして柔らかいです。
身体のほとんどが水分でできている赤ちゃんは、
むっちりしていて肌も柔らかく何と言っても気持ちいい(^^)

立つと体の前側のラインはお腹の部分だけがふんわり丸みをおびているかたちが、
ごく普通の乳幼児のお腹の膨らみです。
寝ると、カエルさんのお腹のを平べったくしたようになりとてもやわらかい感じを
視覚的にも確認できます。

これは、あかちゃんにはこんなに長い腸を支える腹筋がまだできていない証拠なのです。

空気と水分たっぷりのミルクをのみますと、
重い水分は下に軽い空気は上にたまります、
肺を守る肋骨下から骨盤の中にかけてはフリーダムスペース。
巾着袋にたくさん荷物をいれているのと同じですね。

乳児期は、ミルクの後にゲップをさせてくださいと、言われる理由です。

少しでも上に上がった空気を取り除いてあげることが、
赤ちゃんを楽にしてあげられることへの第一歩なのです。

さて、離乳時期のお腹の膨らみ具合ですが、乳児期とそんなにかわりません。
なにせ、腹筋鍛えるような運動していないでしょう?

ただ、動けるようになってくるので、
足や股関節をうまく使えるようになると、
自然に腹筋がついていきますが、残念ながらそんなにすぐにはつきません。

3歳ぐらいまでは、やはり幼児体系です。
そこで、注意しないといけない膨らみを覚えていてください。

まず、柔らかさの不均一です。
便秘の子はお腹の大外回りに便がふれますが、
お腹の真ん中や特定の部分にある大きさの硬さがふれたときは、
とくに動きのないものに触った時は早めに小児科受診をお勧めします。
また、膨らみの形がいびつなとき、膨らみがもう一つ小さいものがあったりしたときも要診察です。

とくに男の子は足の付け根にポッコリ小さな膨らみがある時は、
鼠径ヘルニアの場合がかんがえられます。
あと、膨らみの異常とともに、痛み、発熱、嘔吐が伴う時は、迷わず受診しましょう。
ぱんぱんに張って異常に大きく感じることがあります。

目の錯覚かもしれませんが、
何日も便が出ていないという便秘などの原因がある以外で気になるようなら小児科に受診してみましょう。

赤ちゃんなので、よっぽど心配な時しかレントゲンとかは検査しませんが
エコーなど非侵襲的な方法で心配を取り除いてくれます。

もちろん、ガスの異常はレントゲンが必要ですが、
現在の被曝は神経質になるような値ではありません。
肝心なのは、安心を得ることです。

赤ちゃんの時によく見られるでべそ、いわゆる臍ヘルニアは、ほとんどが自然に治りますよ。