便意をもよおすポイントがクネクネ曲がったS状結腸と言われるところです。カーブを越えてきた便はいったんロート状の袋にたまります。このロート状、きれいな円を描いた理科の実験に使用するような形でなく楕円形をしています。横から見るとお尻側、尾骨に沿ってのロート形です。なので、立っていたり、寝ていたりする姿勢はうんちが出にくい姿勢と言えるでしょう。

でも、ウンチをする時は便座にお座りできるまでは、寝たままや抱っこや立っちの赤ちゃんたち。

肛門の筋肉は二つの神経から支配されていて、自分でいきんで緩められるものと、頭からの指令で意志とは関係なしに緩められるものがあるそうです。自分で動かせる筋肉は外肛門括約筋といい頭からの指令で動く筋肉は内肛門括約筋といいます。それぞれ筋肉の種類が違うのです。

 

乳児期の赤ちゃんは外側括約筋の筋肉が発達していません。ロート状の部分に便がきたらすぐ出してしまうのです。だからおむつ交換のたびにうんちしてる、なんてことは異常でも何でも有りません。なので、寝たままでもうんち出せるのです。離乳食始める頃には、まとめウンチ時期にそろそろなっている頃ではないでしょうか。まとめウンチできる、ということは外側の筋肉も立派に成長し、ロート状の袋もしっかり発達したというところですね。

 

さて、昔、和式のトイレの形体がありました。(あっ!今でもありました!)垂直にお尻を落としたのでは立っている時と腹圧がかかるぐらいしかかわりません。少し前かがみになったほうがいきみやすいです。しかし、膝に負担がかかり長く曲げていられない、腰の痛い人は前かがみはきつい!痛みの強い人や膝、腰の悪い人に便秘症が多いのはトイレの形にも理由があると言われていたそうです。

 

そこで、便座の形になってからすごく楽になりました。そしてただ座るだけでなくロダンの考える人のようにやはり前かがみ気味の姿勢と踵上げがよいといわれています。

ロート状のふくろの形を思い出してください。尾骨に沿った形をしていたのですよね。前かがみと、いうことは、お尻側に膨らんだ袋を垂直位置に持ってくるということです。そして、腹圧もかけられるという利点もありいきみやすい姿勢ということになります。

 

さて、便座に座れない赤ちゃんはどのような姿勢でしょうか。

ためウンチができるようになったあかちゃんの姿勢は大人と同じです。ねんねでのオムツ交換や、排便の補助を行う時は便座に座った形を90度倒してみてください。両足を少し開き110°程曲げお腹側に押します。腹圧は、泣く事が1番ですが、できなければ、子供のいきみにそって下腹部の臍から恥骨に向ってママの指で軽く押してあげましょう。注意することは、嫌がったら下腹部を触るのは控えていてください。

気が散るとできない赤ちゃんもいますので‥、そんな時は自力ふんばりを待つしかありません。

 

便秘がちは運動が足らないといわれています。でも、赤ちゃんは手足伸ばす程度しか運動できません。そこでスキンシップ体操です。股関節からの足の屈曲運動やハート文字運動、下半身を中心に左右反転させるツイスト運動など赤ちゃんと楽しみながらできると良いですね。

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