口の中に入った食べ物の道のりを考えてみましょう!
口の中に入った食べ物は噛み砕かれある程度の小さなかたまりになります。
噛み砕くことを咀嚼(そしゃく)と言います。
咀嚼時に唾液腺から唾液がでて口の中をまろやかに、かつ消化しやすくします。

離乳期の赤ちゃんは咀嚼の練習中です。
離乳食を作る時は咀嚼した後ぐらいのやわらかさにしましょう。
舌でつぶせる硬さという表現でよくでていますね。
赤ちゃんは舌と上顎を上手につかってつぶします。

つぶされてひと塊になった食べ物は食道を通り落下します。
食道は、胸の部分の前側にあります。
よく噛まないで慌てて飲み込むと胸の部分を叩いていますよね。
大人になると反射的にそうしているのでしょうか。
また、熱いものを食べると胸の前の部分を通過していく感じを体験したことありませんか?
そこが、食道です。

食道を通過すると胃の中に入ります。
胃の中では、胃酸という分泌物によって落ちてきた食べ物をドロドロにしていきます。
ドロドロになった食べ物は十二指腸という名前の腸を通ります。
名前の通り12本の指分くらいの長さしかありません。
しかし、このトンネルはただでは通れません。
胆汁と膵液という分泌物のシャワールームなのです。
胆汁は、胃酸で酸性になった食べ物を中和する役割と
膵液はドロドロになった食べ物から栄養分を分解する役割があります。
通過すると必ず吹きかけられます。

そこをすぎると、長い小腸へと続きます。
小腸では、ドロドロにされ、分解され、中和された食べ物の栄養分をしっかり吸収します。
そして、いらなくなった食べ物のカスを大腸へ吐き出すのです。

食べ物のカスは大腸で今度は水分を吸収されます。
骨抜きになった食べ物のカスは便へと変化するのでした!
大腸に入った食べ物のカスは常に動いていません。
胃の中に食べ物が落ちてきてスイッチが入り一定の時間動いて送り出し運動が始まります。
モデル構図だと、3回前の便が排出されていることになります。

口から入って出るまでの時間、5時間~48時間(本当に、人それぞれ時間・・)
総距離、大人で約8~10m、子供80cmの身長で約5~6m(身長の約7倍)。
その走行距離のほとんどが小腸です。

一日の予想される小腸に送られる食べ物の量、
胃液と胆汁と膵液も含めて、大人で6~9Lだそうですよ。
すごい量だと思いませんか!

そして、食べ物の内容で便の量がかわります。

お肉ばかり食べていると、消化されるものばかりで便としてはつくられにくいのですが、
お野菜に含まれている食物繊維は消化されにくく便をつくる事に役立ちます。
ミルクと牛乳では、牛乳の方がすぐに消化されるため便通が早いそうです。
便の量が足りなくて便秘になることもあるのでその時は、
コーンフレークなど食物繊維を固形物とした物を食事に摂り入れると
かさが増えて良い便がつくられやすくなります。